イキリ大学生のセックスアピールと
先日飲んでたら近くのカウンターで大学生と思える男女2人組が飲んでた。
男の子は自分で染めたであろう茶色の髪をがちがちに固めて、ティンバーランドのブーツを履いている。
大学1年生くらいだろうか、世の中に怖いものなどなさそうな、向かってくるものすべてをぶっ潰してやるぜ!みたいな勢いを感じる。
最初に言っておくと、ぼくはこの人たちを嫌っているわけではない。
むしろもう戻れない大学生という時代にうらやましさを感じ、嫉妬している方が近い。
だからこそ、この嫉妬を言葉に込めたいと思う。
男の子は一言でいうとイキっていた。
うん、あいつはイキっていた。(嫉妬
相手の女の子は全身黒でライダースを着て、かっこよさを追求している感じだ。
高さのあるヒールを履いて、ライダースを肩掛けし、長い前髪をセクシーに垂らしている。
「いい女感」を匂わせるように首を傾かせて男の子の話を聞いている。
年齢は男の子と同じくらいだろうか。まだまだあどけなさの残る感じ...
そうこいつもイキっていたのだ。(嫉妬
ただ、この子には強く言えない。
僕はこういう人が好きだ。
普通に好き。何なら付き合いたい。
そんな2人はたぶん付き合ってはいないのだろう。
でも手を絡ませてイチャイチャしてる。
たぶんこの後はどっちかの家に行って楽しむんだろうな
いや、その前に2軒目行くのかな。
毎日が夏休みみたいなもんだしな。
さんざん心の中で馬鹿にしてたのに、2人が店を出た後、
僕の心には穴が開いたような気がした。
結局羨ましかったのだろう。
大学生という怖いもの知らずな無敵感...
その無敵感を盾に全力でできるセックスアピール...
翌日の講義など気にせず朝まで楽しめる自由...
あぁ純粋にうらやましい...戻れるなら戻りたい...
そんなことを思いながら、
とりあえず1回抜いといた。
今日も僕のセックスアピールは空を切る。